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近所のペットショップ

オーストラリアでは、ペットショップでの生体販売は、禁止されていません。
中には生体を扱わないショップもありますが、まだまだ、ほとんどのショップで、生体販売が行われています。
小さなケージに閉じ込められ、無神経な大人や子供たちにガラスを叩かれている子犬や子猫を見るたびに、心が痛みます。近所のペットショップ_c0035816_19251116.jpg

うちの近くに、一年前にオープンした、かなり大きなショップがあります。
ここでも生体販売をしているのですが、他のショップに比べたら、かなりマシ。
犬用のケージは二つあり、それぞれかなり広いです。
中には水入れの他、ベッドやおもちゃもあり、床は滑り止め。
子犬たちはケージ内を走り回ったり、おもちゃで遊んだり、兄弟と取っ組み合いをしたりと、かなりのびのびとしています。
展示されているのは、シェルターの犬、あるいはブリーダーから預かった犬。
ブリーダーから来ている場合は、両親の写真と説明付きです。
販売方法も、衝動買いを防ぐため、買いたい人は用紙に記入して申し込み、それをブリーダーが見て、売るかどうか決めるのですが、最低でも24時間はおくため、購入希望者も、家に帰って、考え直すこともできます。
シェルター犬の場合は、もちろん、もっと時間をかけて、いろいろと調べるようです。

近所のペットショップ_c0035816_1925589.jpg子猫のケージもかなり広く、三つあるケージでは、それぞれ、4-5匹の子猫が、元気に遊び回っています。

この店で販売される子犬や子猫は、通常の予防注射のほか、マイクロチップが挿入され、去勢・避妊済みか、後日、併設されているクリニックでの手術費用が、販売価格に含まれています。

近所のペットショップ_c0035816_19261874.jpg小鳥のケージも、かなり広くて、まるで、動物園のケージ並み。
この写真のケージにいるのは、セキセイインコだけですが、この大きさのケージが、他に5-6個並んでいて、それぞれ、いろいろな種類の小鳥が入っています。
ケージの中には、自然の枝が使われ、鳥たちが、飛び回っています。

この店は、かなり良心的だと思いませんか?
私は基本的に、ペットショップでの生体販売は反対なのですが、もし販売するのなら、せめてこのぐらいの環境を整えてほしいなぁ、と思いますね。
これなら、動物たちのストレスも、それほどひどくはならない気がします。
by kazinvic | 2005-11-29 20:28 | 犬のこと
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