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パピーケアラーの条件

きのうご紹介した、Seeing Eye Dogs Australiaは、とても多くのボランティアに支えられています。
中でも大事な役割を果たしているのが、パピーケアラーの方たち。
生後8週間から、正規のトレーニングに入るまでの1年間ぐらい、パピーを預かって育ててくれる方たちです。
条件の一つに、パピーを一日4時間以上、一人ぼっちにしない、というのがあります。
ただし、学校の先生で、パピーを毎日学校へ一緒に連れて行けるのなら、フルタイムで働いていてもOK。
私がサポートしているテッサちゃんのママ(ケアラーさん)は、小学校の先生で、テッサちゃんは毎日、ママと一緒に登校します。
教室で子供達と一緒に遊んだり、授業中はママの足元で大人しく過ごしたり。
学校以外にも、ショッピングセンター、映画館、レストラン、ピクニック、ビーチ、買い物、パーティ、空港、、、。 いろいろな場所に一緒に行くことで、どんな環境でも動揺しないように、慣れていくんですね。
これって、よほどの情熱と責任感がないとできませんよね。私には無理だわ。。。

こうして、何十人、何百人のボランティアのおかげで、盲導犬が育ち、目の不自由な方の生活を助けることができる。私も、そのほんの一部を担うことができて、とても嬉しいです。
by kazinvic | 2009-02-27 20:43 | 犬のこと
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